開催趣旨
昨今の社会情勢は、少子高齢化、国際化、高度情報化などが急激に進展し、その時代の変化に応じた生活・社会基盤の構築が必要となっています。生活・社会基盤を形成する公共施設については、国民ニーズに基づく質・機能の向上が重要です。そのためには、工事コストの低減や事業の効率性の向上のみならず、ライフサイクルコストの低減、リサイクルや環境対策、IT技術による情報共有化、防災などの新技術・新工法の開発を積極的に推進していく必要があります。
民間企業が開発した新しい技術を積極的に活用し、評価することによって、技術開発がさらに促進されなくてはなりません。
そのことは、技術力に優れた企業が伸びる環境づくりにも貢献します。民間が持っている技術を社会・公共事業に生かすことが、民間の活力の向上、さらには、直接的・間接的な事業効果の向上を図る上で重要なのではないでしょうか。
「建設技術展2010近畿」は、民間企業が開発した新技術・新工法を展示・紹介する場において、産・学・官の交流を行うことで、これまで培われてきた建設技術のより一層の高度化やより広範囲な技術開発の促進へとつなげ、新技術の各工事への積極的な活用を促すことを目的とするものです。
そのキーワードは
こうした技術展の開催を通じて、ハード・ソフト両面での社会基盤整備に関連した技術の役割や意義を発信していくとともに、発注者ならびにコンサルタント、ゼネコン、資材業者など幅広い方々へPRしていくことで、建設産業の一層の発展に貢献していきたいと考えています。
コンセプト
環 境 | 自然と人間、近畿の歴史文化等、環境との共生技術及び循環型社会の実現に向けたリサイクル手法等、技術の紹介 |
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コスト縮減 | 効率的な投資のため、コスト縮減施策等に向けた技術の紹介 |
安全・安心 | 防災対策等の安全で安心できる暮らしの実現に向けた技術の紹介 |
施 工 | 効率性や環境等に配慮した資材や工事施工の工夫・改善に向けた技術の紹介 |
IT・ロボット | 情報基礎の整備、ロボット等先端技術の推進に向けた技術の紹介 |
団 体 | 社会資本整備に貢献する団体等の技術、事業内容の紹介 |
学 校 | 大学・高専・高校の学内研究等の紹介 |