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事業の内容橋梁の維持管理に関する市町村サポート

個別技術支援

市町村が管理する吊橋の維持管理

名張川に架かる大川橋(架設:水資源開発公団、管理:奈良県山添村、三重県伊賀市が5年毎に交互に管理)

実施内容

市町村が管理する架設後45年の吊橋(橋長115m)の現状の損傷状況確認と大川橋の今後の調査手法を含めた維持管理方針(案)を作成

  • ①現地での点検、調査、載荷試験、診断を実施
  • ②対策工法の検討と提案
  • ③維持管理マニュアル(案)を作成

大川橋(吊橋)の現状の損傷状況と今後の維持管理マニュアル(案)

1 現状の損傷状況報告

  • 1.1 大川橋の損傷に関する全体総括
  • 1.2 損傷部材と損傷状況の総括
  • 1.3 現在の構造変状と今後の経過観察

2 今後の維持管理マニュアル(案)

  • 2.1 巡回点検時に注意する部材と調査方法の提案
    • 2.1.1 巡回点検時の簡易目視調査
    • 2.1.2 巡回点検時の詳細調査項目
  • 2.2 定期点検時の調査箇所と調査方法の提案
    • 2.2.1 橋梁定期点検
    • 2.2.2 詳細調査(特殊な機器を用いた調査)
  • 2.3 長期にわたり供用していくための条件・注意点
    • 2.3.1 最低限、早急な対応が必要な対策
    • 2.3.2 実施が望まれる対策
    • 2.3.3 実施が望まれる詳細調査

(参考資料)

▲現地での点検、調査

▲現大川橋の載荷試験(スパン中央部)

鉄道橋を転用した事例

市町村が管理する新興住宅地開発のため、鉄道会社で使用していた枕木(床版)、電柱(支承)、鋼材(主桁)を利用した幅員4.0mの仮設橋

実施内容
  • ①対策の方向性検討(補修対策検討)

架設橋梁を本設橋梁へ転用した事例

小学校建設用の工事用仮設橋梁を小学校開校に伴い通学用市道の橋梁として44年間維持管理されなかった橋梁

実施内容
  • ①下部工(洗堀)の緊急対策
  • ②上部工の対策の方向性検討